ミルキィローズVSキングギドラ17

201X年 超時空跳躍母艦MOTHER 指令室

「カメラ、ズームします。」
「あれは、キュアアクアだな。こちらに向かってくる。」
「なん…だと?記録ではこの期間パルミエにプリキュア5はいないはずだ。だからこそ、ハイパーキャッチ光線でシロップを捕らえ、向こうとパルミエの行き来ができないようにしたのに。」
「落ち着け。予定外ではあるが、プリキュア5がいたとしても我々の怪獣が負けるはずはない。我々のコントロールする怪獣は無敵だ。」
「ふ…は。そうだな。少々取り乱してしまった。我々がここにきたせいで歴史がすでに変わりはじめているのかもしれないな。」
「そうだ。歴史は変わる。我々が変える。」
「あなたたち、まるでパルミエを滅ぼすみたいね。」
「おお、怖い顔をするな。分かっているさ。我々は悪の帝国を正しい道に導くためにやってきたのだ。滅ぼしにきたわけではない。」
「まあ、場合によっては少しお灸をすえてやるかもしれないがな。ハハハ。」
「スタジオに移動する。ホログラフカメラを準備しろ。」